食の欧米化はやはり危険?平均寿命が大幅ダウンした地域の話

 

 

 

スマートニュースを眺めていたら面白い記事を見つけました。

 

かつては日本一の長寿県だった沖縄が、今では「短命県」と呼ばれるようになった背景について書かれた記事です。

 

president.jp

 

1975年の統計以来、沖縄の平均寿命は女性が全国1位を維持し続け、男性も80・85年に1位になるなど、男女ともに一貫して上位を守り続けていました。

 

その要因としては、沖縄の伝統食は塩分量が適切で脂肪分も少ない「適塩・低脂肪」という特徴を持っていたことが挙げられます。

 

また、温暖な気候である沖縄では新鮮な野菜や果物が豊富にあり、バランスよく栄養を摂ることができました。

 

沖縄が長寿県だった要因には温暖な気候やおおらかな人間関係なども挙げられますが、食生活の質の高さが大きな要因だったことは毎違いないでしょう。

 

 

ところが、いまや沖縄の平均寿命ランキングは女性が7位、男性が36位と大幅に悪化しています。

 

2000年の調査で男性が前回の4位から26位に転落すると、2010年には男性30位、女性もトップの座から陥落し3位となりました。

 

この変化の最大の原因と言われているのが、米軍基地の影響で日本のどの地域よりも早くから始まった「食の欧米化」でした。

 

欧米、とりわけアメリカの食事には塩や油が大量に使われるため、「適塩・低脂肪」な沖縄の伝統食の対極にあると言えるでしょう。

 

ファーストフード店が増加し、肥満状態になる人が増えるにつれて、健康診断の数値も徐々に悪化していったのです。

 

 

エクアドルでも「食の欧米化」の影響が...

「食の欧米化」によって長寿地域が崩壊した例は海外にもあります。

 

エクアドルにあるビルカバンバという村は、かつては世界有数の長寿村として知られていました。

 

ところが、長寿に憧れたアメリカ人がビルカバンバに大量に移住した結果、現地にアメリカ文化が入り込むことになります。

 

アメリカ式の食生活は瞬く間に広がり、たった14年でビルカバンバの平均寿命は10歳近く短くなってしまいました。

 

先進国では平均寿命が延びる傾向にあることを考えると、10歳近くも平均寿命が下がることの異常さがわかるでしょう。

 

「食の欧米化」は短命化につながる大きな要因なのです。

 

遺伝子が喜ぶ「奇跡の令和食」

遺伝子が喜ぶ「奇跡の令和食」

Amazon

大事なのは頻度と量

とはいえ、欧米式の食生活がすべて悪いわけではありません。

 

不健康な食生活の代表例とされる某ハンバーガーチェーンのセットメニューも、フライドポテトの代わりにサラダを注文することで栄養バランスはかなり整うと言われています。

 

なにごとも頻度と量が重要であり、基本的な食生活が適切なものであれば、週に1回程度のファーストフードは大きな問題ではありません。

 

もちろん食べないに越したことはないかもしれませんが、せっかく世界中の食事が楽しめる現代に生まれたのですから、適度に楽しむことも充実した人生だと思います。

 

ちなみにファーストフードの問題点は塩分や脂肪が多いこともありますが、糖質の依存性が繰り返し食べたくなる欲求を生み出しているという指摘もあります。

 

肥満の原因も脂肪分ではなく糖質にあるというのが最近の栄養学の常識になっているようです。

 

SNSで人気のスイーツなど、現代人はファーストフード以外にも様々な場面で大量の糖質を摂取しています。

 

糖質について理解を深め、適切に楽しむことが重要です。

 

 

こちらは図解を用いて初学者にもわかりやすく解説する人気シリーズの1冊です。

 

脂質についての本もあります。

 

 

この2冊を含め、「眠れなくなるほど面白い」シリーズはkindle unlimitedの対象になっているものが多いです。

 

初めての登録なら30日間無料で利用することができるので、kindle unlimited対象になっている今のうちに読むのがおすすめです。